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 古川泰子 ピアノリサイタル 
Yasuko plays RAVEL 
 2011年 10月23日(日)
14:00 開演(13:30 開場)
 仙川アヴェニュー・ホール“ve quanto ho....”
階指定自由席 5,000円(ドリンク付き)
  (1階80席 2階40席)



  演 奏 曲 目



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◆M. ラヴェル(1875〜1937)

ハイドンの名によるメヌエット

高雅で感傷的なワルツ 

鏡(組曲)より
 悲しげな鳥たち
 道化師の朝の歌

ボロディン風に

ソナチネ

水の戯れ

私にとって2010年は、CDの録音と発売〜リサイタル〜演奏旅行と盛りだくさんの年でした。そして極めつけは、イタリア製ピアノ・FAZIOLIとの出会いです。

11月に演奏会の下見を兼ねて、仙川アヴェニュー・ホール“ve quanto ho....”にFAZIOLIの試弾に行きました。うっとりするような美しいピアノ・・・鍵盤に触れ、音が響いたとたん、身体の全細胞が化学反応を起こしたような、私の何もかもが変わってしまったような、不思議な衝撃を受け、目前に新しい音楽の扉が開いたように感じられました。

思いつくままに曲を弾いてみました。すると、ますます、このピアノで弾いてみたい曲が次から次と脳裏に浮かび、興奮を抑えることが出来ませんでした。

その日、予定の下見を終えた後、その足でFAZIOLIの日本総代理店であるピアノフォルティのショールームを訪れ、1台のピアノに一目惚れ。何の算段ないまま、心の中ではピアノの購入を決めていました。

そして、12月にはそのFAZIOLIピアノを我が家に迎えることが出来ました。

すべてが夢の中の出来事のようで、長年ベーゼンドルファーを愛用してきた私には、天地がひっくり返るほどの大事件でした。

6月12日のリサイタル(紀尾井ホール)では、最大級のコンサート・グランドピアノFAZIOLI-F308を使用しました。

今回は、私の新しい音楽の扉をひらいてくれた、まさにそのピアノFAZIOLI・SILVERで、M.ラヴェルの作品を演奏いたします。(古川泰子)







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